眼窩脂肪ヘルニア
眼窩脂肪ヘルニアと症状
目のまわりの骨と眼の間に脂肪がクッション材としてあります。
この脂肪が白目(結膜)の下にはみ出る状態を「眼窩脂肪ヘルニア」といいます。
はみ出ているものが小さいならば治療する必要はありませんが、大きくなると、
ゴロゴロ感が出てきたり美容的に問題となります。
治療方法
目薬でゴロゴロ感が多少改善することもあります。目薬の効果がなかったり、ゴロゴロ感が強くなったり、見た目が気になる場合に手術で除去します。手術は目だけの局所麻酔でおこなう日帰り手術で約15分ほどの手術です。取るだけでは再発しますので、眼窩脂肪が出てこない工夫を施します。
最後に白目を勝手に吸収される糸で縫合するため、糸が吸収分解されるまでの2週間ほど異物感があり充血します。
手術費用は3割負担で約7000円、2割負担で約4500円、1割負担で約2300円となります。