メニュー

まぶたの手術

眼瞼下垂

眼瞼下垂については、手術以外では治りません。まぶたの皮膚への麻酔で日帰り手術をしています。まぶたの皮膚を切除する方法、まぶたの筋肉(眼瞼挙筋やミュラー筋)を強くする方法があり、手術時間はだいたい片目で30分ぐらいです。まぶたの具合によって手術方法が変わりますが、費用は3割負担で約22,000円です。

逆まつげ(眼瞼内反症)

眼瞼内反症については、逆さまつ毛が少ない場合は外来で抜いて様子見することもありますが、ビューラー等で外にまつ毛を向ける方法もあります。逆まつげの本数が少なく、自覚的な症状で辛い思いをされている方や、抜くための外来通院が大変な方は、思い切って脱毛してしまったほうが根本的な解決となります。当院では、高周波メスである「Ellman サージトロンDual EMC®︎」を導入いたしましたので、 睫毛電気分解術ができるようになりました。局所麻酔をした上で、睫毛の毛根に針電極を刺入・凝固して毛根を破壊します。治療中の痛みはほとんどありません。睫毛の発毛サイクルの関係上、2~3回繰り返す可能性があります。保険診療で治療費用は1680円(片目、3割負担)の負担でできます

また、逆まつげの本数が多い場合、症状が強い場合は手術が必要となります。この手術も、まぶたの皮膚麻酔で日帰り手術をします。まぶたの皮膚を切除してまぶたの筋肉を強くします。手術時間はだいたい20分ぐらい、費用は3割負担で約8,000円です。

眼瞼外反症

眼瞼外反症は、まぶたが外向きになって常時「あっかんべー」になっている状態です。火傷や怪我のひきつれ、眼球側の癒着など様々な原因があります。治療には手術が必要です。ひきつれを解除するために切開をしたり、まぶたの内側から引っ張る方法、さらには耳の後ろから皮膚を採取して移植する方法など色々あります。原因やまぶたの具合によって手術方法が変わります。手術時間は30分から45分程度、費用は3割負担で約13,000円です。

眼瞼腫瘍

眼瞼腫瘍はまぶたにできたできものです。良性腫瘍も悪性腫瘍もありますが、正確には病理検査(細胞を顕微鏡などで診る検査)をしなければ確定診断ができません。できものの下に麻酔を注射して切除します。当院は高周波メスがありますので、限りなく出血が少ない手術を行います。手術時間は大きさにもよりますが5~10分、費用は3割負担で約5000円です

当院では、5月21日(土)から隔月で、愛知医科大学 眼形成・眼窩・涙道外科 柿崎 裕彦 教授にまぶた外来・まぶたの手術をご執刀いただくこととなりました。眼瞼の手術をご希望の方は、手術日程の調整が必要ですので一度当院に受診お願い申し上げます。当日いきなりではできませんのでご了承ください。

柿崎教授の御略歴です

平成元年 私立武蔵高等学校卒業

平成8年 大阪市立大学医学部卒業

平成12年 愛知医科大学眼科学講座 助手

平成15年 聖隷浜松病院眼形成眼窩外科

平成16年 愛知医科大学眼科学教室 助手

平成19年 The Queen Victoria Hospital(イギリス)留学

平成20年 Royal Adelaide Hospital, University of Adelaide(オーストラリア)留学

平成21年 愛知医科大学眼科学講座 准教授

平成24年 愛知医科大学 眼科学講座 教授(特任)

平成25年 日本眼形成再建外科学会理事長(~平成31年)

平成25年 アジア太平洋眼形成再建外科学会理事長(~平成27年)

平成28年 愛知医科大学病院 眼形成・眼窩・涙道外科部長 アメリカ眼形成外科学会誌(Ophthalmic Plastic and Reconstructive Surgery)編集委員 ヨーロッパ眼形成外科学会誌(Orbit)編集委員

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME