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はやり目

流行性角結膜炎という感染力がとても強い眼科疾患で、5歳くらいまでに発症しやすいです。主な症状は、充血や結膜の赤み・まぶた裏側のブツブツ・目やに・かゆみ・ゴロゴロなどがあります。

原因

アデノウイルス8.19型や37.54型などの感染が原因です。感染力が強いため、学校保健法で第三種の「完全に治るまで出席禁止」という指定を受けています。そのため、治ってからの登園や登校には医師の許可が必要となります。学校や園から所定の許可証明書を受け取って受診し、医師に記入してもらったものを園や学校に提出して登園・登校が可能になります。

治療

アデノウイルスに対する有効な薬剤がないため、症状や炎症を抑える目薬と細菌感染の予防として抗生剤の目薬を用います。炎症が治ってくると黒目の部分に小さい点のような濁りが出ることがあり、完全に治るまでには半月から1ヶ月かかります。炎症が治まったからと濁りのある状態で治療を中止してしまうと、濁りが解消せずに視力に悪影響を与える可能性があるため、医師が治療終了を伝えるまではしっかり治療を続けてください。

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